今回はぼだいじこども園にはどんな先生がいるのかご紹介したく、
第一弾社員インタビューを実施しました。
第一弾で特集する先生は、ぼだいじこども園にて長年勤務し、約30年ぼだいじこども園を支えてくださっているH先生です!今回は貴重なお時間を頂きありがとうございました。
この写真の中にいらっしゃいます!大ベテランの先生です!
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ご了承ください。
1早速ですが、当時どんなきっかけ・理由で入社しましたか?
H先生:
学生を終えてからは最初は津市郊外の園(津市臨時職員)さんで3年勤務していました。
自然が多く環境の良い保育園でした。3年ほど経過したところで他も経験してみたいなという思いもあり、ぼだいじこども園を当時の知人に紹介してもらい、ぼだいじこども園に入職することになりました。
私:てっきり新卒からずっとだと思い込んでいました^^;
H先生:そうですね、知らない人がほとんどですよね(笑)
私:ところで何故保育士になろうと思ったのですか?
H先生:
中学校まで遡りますが、中学3年生のとある授業で「保育」という授業があり、その当時全く未知の世界で印象的だったことがきっかけですね。
で、高校への進路を決める際に保育の授業が少しだけある高校へ行って、どんどん保育士への思いが熱くなるのと同時に、保育の世界にのめり込んでいったような流れですね。
私:ですとご両親が保育士をされていたりではなく、中学校のきっかけが将来のキャリアを決めることになったんですね。人生は何があるかわからないですね!
H先生:そうですね、その中学校の経験が大きくキャリアの流れを決めることになりましたね。この業界の先生方は「子どもが好き!」から保育士になる方も多いのですが、私は中学校の「保育の授業」がきっかけでした。もしかしたら珍しいかもしれないですね。
2失敗談があれば教えてください。
H先生:
当時、運動会で司会を担当することになった時のお話なのですが、、
(お話の前提として、前年度4歳児クラスを担当しており、翌年は0歳児クラスを担当することになりました。前年度担当したクラスのご兄弟が翌年のクラスに入ってきた形です。)
運動会の司会は応援をしたり、プログラムを案内したりという仕事内容自体はシンプルなものだったのですが、お兄ちゃんは年長さんだったこともあり沢山名前も呼ぶことが多く、その時にご兄弟の名前を何度も間違えて連呼し、運動会の途中でも気づかず、運動会もそろそろ終了というタイミングで「ヽ(゚Д゚)ノ?!?!」のような状態で自身で気づきました。。。
もう後の祭りって感じでしたね、、、保護者の方や、周りの先生方も熱中していたのか気づかずというような状態でした(笑)運動会終了後、保護者の方にすぐに謝罪に行きました。お許しを頂けたことがせめてもの救いでした。
お兄ちゃんにとっては保育園最後の運動会なのに大失態をして、今でも本当に申し訳なく思っています。。
私:そんな過去があったのですね。ミスをしないことは当然大切ですが、もしミスをした時はそのフォローが大事ですね。
3入職後、一番苦労したことはなんですか?
私:今と昔、時代背景も違い保育士さんの業務は、今以上にかなり厳しい時代だったのではないでしょうか?
H先生:そうですね、、、当時ぼだいじにきて、様々なことが大きく違うなという印象でした。周辺環境も以前の保育園よりも市の中心部ということもあり中心部でしたし、ここ来た当初は「見て、己で学ぶ」というような雰囲気だったので馴染めない時もありましたね。
理由として、今のように担当制保育ではなく、一斉保育ということもあり先輩の先生方は、他の先生にゆっくり構っていられなかったのかもしれないですね。ある意味当時は一斉保育が主流で、担任一人に対して園児達(幼児クラス)30人近くというような保育が普通だったので日々の業務大変なこともあり先生間でも強い絆?のようなものがありました。
ちょっと大げさかもしれませんが「戦友」というような表現が正しかったかもしれません(笑)
だからこそ一年目はその和に馴染んでいくことに苦労したかもしれません。
私:今とは全然違いますね!(笑)
4今と昔、大きく変わった点などあれば教えてください。
H先生:
自分自身と園のことの大きく2点ありますね。
一つ目は、一斉保育から担当制保育に変わったことです。上でも少しお話したように幼児クラスは特に1対30のようなクラス構成だったりで日々かなり忙しかったこともあり、年度が終ると達成感やある意味「ここまで成し遂げてきたんだ!」という自尊心のような自己満足のような・・・感情が年度の終わりにはありました。(笑)
二つ目に繋がるのですが、独力で仕事をやるっていう考え方からチームで仕事をするという考えに変わったことは大きな変化ですね。
というのも一斉保育の時は「自分一人の力だ!」と思っていないと心が折れてしまいそうなこともあったので、今の園長先生になってから、担当制保育になりしっかり子どもと向き合える環境になってから今は「チーム一丸となりより良い保育ができるように」と考えれられるようになった点は大きな変化です。今振り返ると当時の考え方は間違っていたのかなと思うことも今ではあります。お互いの協力とかチームワークの大切さをより一層胸に強く抱くようになりました。
補足になりますが、当時は1対30だったこともあり、子ども達に寄り添った保育をするという気持ちは今と変わらずあるものの、物理的なハードルもあり、まとまらないことも多々あったので大声を出してまとめることもありましたね、、、今はこどもと心を通わせると子どもだけでなく、保護者の方とも通いあえるのだなと思い、子どもと心を通わせることを意識して保育に取り組んでいます。
私:今では考えられない時代ですね。コンプライアンスが謳われる昨今では考えられない労働環境ですね。
5ぼだいじこども園の好きなところ、ここまで長く勤務してこられた”やりがい”みたいなものがあれば教えてください
H先生:
ぼだいじこども園の好きなところは、先生方が皆気立てがいいなという点です。具体的には人のことを影で悪口を言ったりするような環境ではなく、昔からオープンで風通しの良い人間関係が働きやすい環境ですね。あとは誰かが折れた時や落ち込んだ時に助け合ったり、認めあう文化みたいなものは大切にしていきたいなというところですね。
あとは卒園児で、今ここの先生になってくれている
ぼだいじ卒園の先生と一緒に仕事ができることをとても嬉しく思います。
そういったところも"やりがい"になるかもしれないです。
6若手の先生にメッセージをお願いします
H先生:
若いうちは特に失敗することも多く、悔しくて一人で涙することも正直ありましたが、もし躓いたり、悩んだりした時は一人で悩まず誰かに相談してほしいなと思います。それは私でも他の信頼を寄せる先生でも構わないので。逆に相談された先生はしっかり受け止めて相談に乗ってもらいたいなと思います。
そしてそういう認め合う・助け合う文化はこれからもしっかり残していきたいなと思います。
あとは健康第一ですね^^(笑)疲れた時はしっかり休んでください。
私:ですね、健康第一につきますね!(笑)
7仕事をする中でのポリシーがあれば教えてください。
H先生:
仕事の取り組み方という観点では、常に流れてくる情報(どんな小さなことも含む)に対してアンテナを高くし、良いものはしっかり取り込みレベルアップすることですね。
保育という観点に関しては、「子どもと心を通わせる」ということですね。特に子ども達と接する時は笑顔を大切にするということですね。今は乳児クラスだからこそ、言葉が通じないケースも多いのですが、子どもは表情を特によく見ているのでそういうところは意識して保育をしています。他にもまだまだあるのですが代表的なものはこの二つですね。
私:長々とお時間頂きありがとうございました。まだまだ文章化できていない面もありますが、少しでもぼだいじの歴史、先生の保育や子どもに対する熱い思いを聞けて良かったです。
8インタビューを終えて・・・
今回ベテランのH先生からお話を伺うことができ、まだまだ私が知らないぼだいじの歴史を知ることができたり、先生方がすごく子ども思いで熱い気持ちで保育に取り組んでいることを実感できました。
私自身、元々営利目的の民間企業にいたこともあり、「利益の追求」を目指してより良い環境を作っていくことが当たり前の環境にいたので、
時には自己犠牲を払い、無償の愛で子ども達に接する姿勢に尊敬の念が深まりました。
まだまだ自分自身がより良い環境を作っていける可能性はあるなということを今回のインタビューで感じると共に、もっともっと子ども達やぼだいじこども園で努める先生方がより良い環境でできるように改善をしていきたいなと改めて感じました。
H先生ありがとうございました。
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2020年05月29日 12:08